「グッド減災賞」とは?

「グッド減災賞」とは、個人や家庭の単位の自助力と共助力を高めるために開発された、防災・減災に関する優れた製品・サービス・システム・プログラムを表彰するものです。応募案件を専門家から成る審査委員会が書面審査を行い、優秀賞を選出。優秀賞受賞者には、PIF本会議でプレゼンテーションを行っていただき、最優秀賞を決定します。


選考方法

一次審査:専門家から成る審査委員会が応募案件を書面審査し、優秀賞5~7件を選出します。

二次審査: 選出された優秀賞受賞案件の概要をPIFのウェブサイトにて公開し、オンライン投票を行います。また「Post-disaster Innovation Forum (PIF)」でプレゼンテーションを行っていただき、会議参加者が投票を行います。一般投票数(オンラインおよび会議参加者)と審査委員会での得点を加算し、「最優秀グッド減災賞」を決定します。



アワード

優秀賞受賞案件の中から一般投票数と審査委員会での得点数の合計点*がもっとも高い3件を表彰します。(*一般投票数と審査委員会での得点数の配分比率は1:1とします。)

  • 第1位 賞金40万円(最優秀グッド減災賞)
  • 第2位 賞金30万円
  • 第3位 賞金20万円
  • 優秀賞 賞金10万円

第2回グッド減災賞受賞者

審査委員会の書面審査によりグッド減災賞優秀賞5件、および審査委員会特別賞1件が決定。2016年3月13日、INTILAQ東北イノベーションセンター(仙台市若林区)にて第3回PIF(Post-disaster Innovation Forum 2016)が開催され、会場投票と事前のオンライン投票、審査委員会の評価点により、優秀賞5件の中から、最優秀賞(1位)、2位、3位が決定しました。

第1位 (最優秀グッド減災賞)
・一般社団法人 Smart Survival Project (スマートサバイバープロジェクト)
必要な人に必要な支援を必要な分だけ届ける「スマートサプライ」

第2位 (優秀賞)
・一般社団法人(非営利) 雄勝花物語
東日本大震災から学ぶ「防災教育」および「復興教育」の学びのプログラムの提供

第3位 (優秀賞)
・一般社団法人Project72
自助を学ぶ体験型被災訓練プログラム SHIBUYA CAMP

優秀賞
・Community Crossing Japan・一般社団法人 復興応援団
「よき避難者」を育成する、共助のための防災減災研修事業

優秀賞
・おおつなみ資料館 潮目
おおつなみ資料館 潮目

審査委員特別賞
・一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN
3.11映画祭 〜えらべ、未来〜


一般社団法人 Smart Survival Project (スマートサバイバープロジェクト)

「スマートサプライ」はスマートサバイバープロジェクトが運営する、東日本大震災の際に3000か所以上の避難所等を世界中からサポートすることを可能にした、ふんばろう東日本支援プロジェクトの物資支援方法をバージョンアップさせたシステムです。現地で必要物資の聞き取りを行い、それをインターネット上のサイトに細かく掲載することで、遠方からでも、必要な人に必要な支援を必要な分だけ届けることができます。必要な物や相手が明らかなため、過剰支援にならず、確実に役立っているという実感と手応えのある支援が可能です。


一般社団法人(非営利) 雄勝花物語

一般社団法人(非営利)雄勝花物語は、石巻市雄勝町の私達被災住民が「花と緑の力」を活用して、被災者支援と故郷復興のために立ち上げた復興プロジェクトである。
【事業目的と内容】 1雄勝ローズファクトリーガーデンを活動拠点にした被災地緑化支援と被災者のコミュニティ―形成。2被災地支援のボランティアに活動の場を提供。3防災教育,震災学習,環境教育,ESDによる後継者育成。4ハーブや果樹栽培の事業による雇用創出と地域に利益が落ちる「地域内経済循環」の構築。


一般社団法人Project72
自助を学ぶ体験型被災訓練プログラム SHIBUYA CAMP

大規模災害発生後の最初の72時間で、まず重要となる「自助」。世界初の被災訓練プログラムCAMPは、自分でテントを立てられるか? 街の危険な場所を見極められるか? 本当に必要なものは何か? など、一般の避難訓練では学べない自助能力を、被災を想定して実際に避難場所に一晩宿泊しながら学ぶものです。わたしたちProject 72では、東京都公園協会主催の防災フェスタと連携し、普段はキャンプすることはできない代々木公園で2012年より年一回、Shibuya CAMPを実施しています。2015年11月回では過去最大60名の参加を頂戴し開催しました。


Community Crossing Japan・一般社団法人 復興応援団

Community Crossing Japanと一般社団法人復興応援団の展開する「共助のための防災減災研修」は、 東日本大震災で被災された地域へツアーとして赴くことで支援をしながら、被災地の声である 「大震災のリアル」をもとにした新たな防災減災対策を主に都市へ提供するものです。 一人ひとりが「よき避難者」すなわち「受け身で支援を待つのではなく、変化する状況のもとで主体的に適切な行動をとり、自助だけでなく共助もできる避難者」となることを目的としており、特に集合住宅やオフィス、商業施設、駅といった、人々の共助が成り立たなければ、甚大な二次・三次災害へとつながりかねない場所への、防災減災の総合コンサルティングを展開しています。


おおつなみ資料館 潮目

岩手県大船渡市三陸町越喜来(おきらい)に、津波で生じたガレキや廃材を使って建てられた資料館。建てたのは、地元で建設業を営む片山和一良(かたやまわいちりょう)さん。建物の中には、津波の前の越喜来の様子や津波が押し寄せてくる様子を写した写真などが展示されている。本資料館は、学びの場であると同時に子供たちの遊び場でもあり、ブランコや開かずの扉、秘密の通路などがある。その内容と概観は増改築によって常に変化しており、建築家や芸術家にも注目されている。本資料館は、三陸沖の潮目さながらに、越喜来に関わる多様な人々の交流の中心になっている。


一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN

3.11映画祭は、映画祭の枠を越え、映画を通じて人々のアクションをつなげる活動です。 全国30の連携会場、団体とともに、作品がうつし出す3.11後からの現実や、投げかける問いを共有し、 自身をとりまく現実や社会のことを家族・友人・大切な人と話すキッカケをつくります。 東日本大震災発生から丸5年、「あの日」からの世界はまだ始まったばかりです。 その後の今を生きる私たちだからこそイメージできるさまざまな「未来の選択肢」を、 映画を通じて多くの方と共有する機会にしたいと思います。



第2回グッド減災賞審査委員会 審査委員(敬称略、五十音順)

  • 郭 基煥(東北学院大学経済学部教授 東北学院大学災害ボランティアセンター所長)
  • 筧 裕介(issue+design代表)
  • 神田 沙織(株式会社wip取締役 ものづくり系女子代表)
  • 平林立彦(株式会社KDDI総研取締役・主席研究員)
  • 鷲田祐一(一橋大学大学院教授)

第1回グッド減災賞優秀賞受賞者はこちら





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