ごあいさつ

日本人は、東日本大震災をはじめとする自然災害の被災経験から、数々の優れた減災ナレッジを生み出してきました。しかし残念なことに、それらの取り組みは、一部の人たちにしか共有されていないように思えます。どんなに優れたアイディアも、広く社会に浸透させなければ本来の力を発揮できません。

そこで、あの経験から学んだ知恵を未来に繋ぎ、世界中に広めていくために、 2014年3月、株式会社グローパスが主催し、東京で第1回「Post quake Innovation Forum (PIF)」を開催しました。そして、これを皮切りに、地震災害以外の自然災害も対象とし、「PIF/Post-disaster Innovation Forum」と名称を改めて、日本全国、さらには世界中の自然災害多発国で、PIFを継続して開催していくことにいたしました。

第2回目となる今年のPIFは、第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラムへの参加にちなんで「世界防災ジュニア会議」と銘打って、新たに設立した一般社団法人減災産業振興会の主催のもとで開催いたしました。おかげさまで、400人を超える子供たちと減災・防災にかかわる方々にお集まりいただき、盛況のうちに終了することができました。

この会議は、未来そのものである中学生や高校生、大学生が中心となって企画しました。社会の基本的な単位である「おうち」の自助力や共助力を高めるために日本の減災ナレッジを世界に発信する「グッド減災賞」受賞者のプレゼンテーションと会場投票による最優秀賞の決定、高校生によるプレゼンテーション、日本と世界の子供たちが共同で策定する「グローバルな減災策の提言」の発表を行いました。

PIFの開催、グッド減災賞の受賞と普及はこれからも長く続けてまいります。皆さまには、是非ともPIFの趣旨をご理解いただき、多くの方々のご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

減災産業振興会 理事長 仁禮彩香

仁禮 彩香

PIFにこめた思い

減災ナレッジを世界に

日本では、数多くの自然災害による被災経験を教訓にして、様々な減災のナレッジを生み出してきました。しかし、どんなに優れたアイディアも広く社会に浸透させなければ本来の力を発揮できません。私たちは、少しでも多くの人の命と暮らしを守るために、優れた減災ナレッジを日本中、そして世界中に普及させていくことを目的とするアワードとして「グッド減災賞」を発足させました。

未来を担う世代のリーダーシップで

世界防災ジュニア会議は、未来そのものである中学生や高校生や大学生たちによる自主的な活動によって企画運営します。また、未来に責任を持つべき世代として、自らの考えで「減災政策」を立案し、世界へ発信しますので、是非ともこの活動にご参加下さい。

一つひとつの「おうち」から、高めよう世界の減災力

公的機関に何かを要望するだけではなく、私たち自身が自助力と共助力を高めていくことで、社会全体の減災力を向上させる必要があります。そして、社会の基礎単位である一つひとつの「おうち」の単位から世界の減災力を高めていくことが、世界防災ジュニア会議の目的です。

PIFにこめた思い



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